2023年3月納入
感性工学に活用
プロジェクション型VRシステム「CAVE」 愛知淑徳大学 人間情報学部 感性工学専攻 様
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愛知淑徳大学人間情報学部様にてプロジェクション型VRシステム「CAVE」(3面)をご採用いただきました。 愛知淑徳大学では学部再編により本年度より新たに感性工学専攻が新設され、VRを用いた教育・研究を目的として本システムを導入されました。 ※本システムは電子システム株式会社様経由で納入いたしました。
※CAVEシステム(3Dプロジェクタ、スクリーン)はBarco社製となります。 以下、教育や研究でCAVEを用いる利点や想定している活用方法などについて、森博子先生に伺いました。 ◆ 感性工学専攻についてお教えください。
これからの持続可能な社会においてSTEAM人材として貢献し活躍することを目標とし,次を身につけた人材を育成します。
(1) 人間の感性やユニバーサルデザインの観点から効果的に情報サービス・製品・空間等をデザインできる人材。 (2) AI・IoT・ビッグデータ・ロボット制御等の技術を活用できる人材。 (3) デジタル情報の適切な利用を支援できる人材。 CAVEは,特に(1)の一環として, VRを利用した実験(環境改善などへの提案) やVRコンテンツの制作(健康分野、絵本、芸術鑑賞、観光などへの応用)をおこなうために導入しました。 ◆ HMD型VRではなく、CAVEを導入した理由は何ですか?
VRを教育・研究で活用するにあたり、以下の点から本システムを選びました。
・PCの操作、荷物の運搬時など、何か作業をしながらの実験が可能である。 ・コミュニケーション、移動経路の相談など、同じ空間を共有する人が存在する環境や人との会話などができる。 ・体の動きや目の動きなど、実験者が実験参加者の状況を把握することができる。 ◆ CAVEの活用方法(研究テーマ例)についてお教えください。
今後は以下のようなものに対してCAVEを活用していきたいです。
【ユニバーサルデザインの検討】 高齢者、障碍者、色覚多様性などの安全に配慮した空間の研究
【ストレスのない快適な環境の構築】待ち時間を短く感じる色や快適な室内環境などの研究
【対話型鑑賞】鑑賞者が作品を観たときの感想を重視し、想像力を喚起しながら他者とコミュニケーションする
【3Dデジタル絵本】物語の世界に没頭し、想像力をかき立て、読書を楽しい体験へと繋げるためのコンテンツの制作
・愛知淑徳大学 人間情報学部 人間情報学科 感性工学専攻 Webサイト・・・https://www.aasa.ac.jp/faculty/department/human/kansei.html
・電子システム株式会社 Webサイト・・・https://www.densys.co.jp/ |
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詳しくはお問い合わせください。 株式会社ソリッドレイ研究所 問合せ窓口 : 樋口 TEL:045-324-6841 E-mail:pro@solidray.co.jp |
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