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「危険誘発体感装置」とは・・・
意図的に作り出された危険な状態に自分があると錯覚し、災害に遭ってしまう装置を意味します。
ソリッドレイ研究所の持つVR技術で安全教育に貢献できることはないか?という想いから、 2006年に旧セーフマスターが開発されました。
製造業における労働災害での年間死傷件数は、15年前から 30%ほど減少しています(※)。これは、各企業が安全教育に尽力してきたことが一因であり、安全教育の強化が労働災 害の減少につながる、という証明でもあります。
私たちは、安全教育のニーズは継続的に高まっていくと考え、より高い効果を求めるべく、新しい
危険誘発体感装置「セーフマスター」
を開発しました。
(※)
以下、厚労省WEBページ、項目「「労働者死傷病報告」による死傷災害発生状況 (平成 16年確定値 )」 Excel資料内( ①業種・局ページ、 AW98セルの値)
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/tok/anst00_h16.htm
及び
以下、厚労省WEBページ、項目「「労働者死傷病報告」による死傷災害発生状況 (令和元年確定値 )」 Excel資料内( ①業種・局ページ、 AW5セルの値)
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/tok/anst00.htm
より算出
「セーフマスター」は、
VR技術
により、自分の手が事故に遭う
"錯覚"
をリアルに体験することができます。
「CGの手」が「自分の手」に一致して実寸大表示され、
クロスモーダル現象
により錯覚・認識した手が思った以上に危険な箇所に近づき被災してしまう、という効果を利用しています。
箱型の筐体に必要な機器をすべて収めており、煩わしい設定なく、
ボタン一つで起動・終了
を行う事ができます。
筐体に
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)が固定
されているため、通常のVRシステムに比べ、HMDを装着する手間がなく、安定した映像提示を実現しています。
人間工学に基づいた設計
により、自然な作業姿勢で体験できます。
体験者の身長に合わせて
接眼部(HMD)の高さを変更
(身長 160cmまたは 170cm)できます。
本製品は、以下の
特許技術
を基盤にしています。
①早稲田大学、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社との共同特許(特許第4906397号)
②早稲田大学との共同特許(特願 2020-098975)
本製品には以下の3つの災害事例コンテンツが含まれます。
清掃編(巻き込まれ災害)
金属プレス編(挟まれ災害)
液抜き作業編(被液災害)
以下のオプションがございます。
・
お客様用オリジナルコンテンツ
/
お客様用オリジナルデバイス
(切創対応コンテンツ/デバイス、巻き込まれ対応コンテンツ/デバイス、
感電対応コンテンツ/デバイス、など)
・ 各身長対応機能/衛生用品/運用用品、など
ユーザーは自分の手を動かすようにCGの手を操作し、作業を疑似体験できます。
危険領域にCGの手が近づくと、リアルな災害が発生します。
ユーザーは自分のてが災害に巻き込まれる”
錯覚
”を引き起こし、臨場感のある災害を体験できます。
・ 製造現場における労働災害防止のための教育研修
・ 過去の災害の追体験(労働災害防止啓発活動等)
・ 製造の組立工程・手順などの教育
・ 職場の達人の技を体験・習得できる技能伝承(※)
・ 手術などのシミュレーション(※)
・ アミューズメントへの応用(※)
※・・・視線計測機能の活用を期待
・ PC
・ HMD
・ ペンタブレット
・ マウスデバイス
・ スピーカー
・ VR専用ソフトウェア
(
オメガスペース
)
・ 解像度・・・2880×1600pixel
・ 視野角・・・対角 110度
・ 筐体サイズ・・・W690mm×D680mm(最大)×H940mm(※接眼部の突起含む)
・ 本体重量・・・65kg
・ 消費電力・・・700W
・ 動作環境条件・・・温度10~35℃、湿度20~80%
・ 体験に必要なスペース・・・W1000mm×D1500mm
開発・販売:
株式会社ソリッドレイ研究所
監修:
早稲田大学 河合隆史教授(博士(人間科学),認定人間工学専門家)
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